01こんな課題に
- スカウト文を一人ずつ考える時間がなく、定型文の一斉送信になって返信が来ない
- 複数の求人媒体から応募が届き、候補者の状況を一覧で把握できない
- 応募への返信や面接日程の調整が遅れ、辞退につながる
- 選考の評価が個人のメモに散らばり、判断に時間がかかる
事例13
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02仕組みの全体像
まず、求人票の「求める経験」「この仕事の魅力」を整理し、AIへの指示の土台にします。スカウトでは、候補者のプロフィールをAIに渡して、その人の経験と自社の仕事を結び付けたスカウト文の下書きを作り、担当者が確認して送ります。応募通知メールはAIが読み取ってNotionの候補者データベースに登録し、一次連絡には日程調整ページのURLを入れて、候補者が面接官の空き時間から選べるようにします。面接後の評価もNotionに残し、選考状況を一元管理します。
求人媒体スカウト候補のプロフィールを確認
→ChatGPT / Claude候補者ごとにスカウト文を書き分け
→Gmail応募通知をAIが読み取り
→Notion候補者DBに登録し、選考状況を管理
→日程調整ツール候補者が面接官の空き時間から選択
→Googleカレンダー面接の予定とオンライン会議URLを自動作成
03構築の手順
スカウト文の土台をつくる
求人ごとに「この仕事で活きる経験」「入社後に任せたいこと」「この会社で働く魅力(3つ)」「NGな表現」を1枚にまとめます。これをAIへの指示に添えると、候補者ごとに書き分けても自社らしさがぶれません。
候補者ごとにスカウト文を書き分ける
候補者のプロフィール(職務経歴の要約)をAIに渡し、「どの経験に注目したか」「入社後にどう活きるか」を具体的に書いたスカウト文の下書きを作ります。担当者は内容を確認し、事実と違う点や言い過ぎを直してから送ります。件名のパターンも複数作らせ、返信率を比べると改善が進みます。
Notionに候補者データベースを作る
「氏名」「応募職種」「応募媒体」「応募日」「経験の要約」「選考ステータス(書類確認・面接調整中・一次面接・最終面接・内定・見送り)」「面接日」「評価」を用意します。ボードビューにすると、選考の進み具合が一目で分かります。
応募通知メールを自動で登録する
求人媒体ごとに通知元アドレスでGmailのフィルタを作り、「応募」ラベルを付けます。連携ツールでラベル付きメールを検知し、AIで項目を抜き出してNotionに登録します。媒体ごとにメールの形式が違っても、AIなら同じ項目に揃えられます。
日程調整の仕組みを用意する
Googleカレンダーの予約スケジュール機能や、TimeRex・Spirなどの日程調整ツールで、面接官の空き時間から候補者が選べるページを作ります。予約されるとカレンダーに予定とオンライン会議のURLが自動で入ります。
一次連絡の文面をテンプレート化する
応募のお礼と日程調整ページのURLを入れた返信テンプレートを用意し、応募から24時間以内に返信することをルールにします。AIで応募内容に合わせた一言を加える程度にとどめ、定型部分は固定します。
面接後の評価をNotionに残す
評価項目(スキル・経験・カルチャーフィットなど)を決めておき、面接直後に面接官がNotionに記入します。複数の面接官の評価が並ぶことで、最終判断がしやすくなります。
04そのまま使える指示文
候補者ごとにスカウト文を書き分ける指示文です。{{ }}の部分を自社の内容に置き換えて使ってください。
あなたは株式会社〇〇の採用担当です。以下の求人情報と候補者のプロフィールをもとに、スカウト文の下書きを作ってください。
条件:
- 件名の案を3つ(30字以内)
- 本文は400字程度。冒頭で、候補者の経歴のどこに注目したかを具体的に書く
- 候補者の経験が、入社後のどの仕事で活きるかを1〜2点書く
- 会社の魅力は、求人情報に書かれていることだけを使う
- 年齢・性別・国籍・家族構成には触れない。誇張した表現(必ず・絶対など)は使わない
---
求人情報(求める経験・任せたいこと・働く魅力):
{{求人情報}}
候補者のプロフィール:
{{プロフィール}}
05人が確認するポイント
AIは下書きと整理を担当し、判断と最終確認は人が行う設計にしています。
- スカウト文は必ず担当者が読んでから送る(候補者の経歴の読み違いや誇張がないか確認する)
- AIに合否の判断や候補者の点数付けをさせない(公正な選考の観点から)
- 応募者の個人情報を扱うため、Notionの閲覧権限を採用担当者と面接官に限定する
- 求人媒体の利用規約で、プロフィール情報の外部ツールへの入力が認められているかを確認する
- 不採用・辞退となった候補者の情報は、社内で決めた保管期間が過ぎたら削除する
06効果の測り方
導入前に次の指標を1〜2週間記録しておくと、導入後の変化を比べられます。
| 指標 | 測り方 |
|---|
| スカウトの返信率 | 送信数に対する返信数(定型文との比較) |
| 応募から一次連絡までの時間 | Notionの応募日と連絡日の差 |
| 選考途中の辞退率 | 面接調整中・面接後の辞退件数の割合 |
試算例:スカウト文に1通15分×月60通(15時間)、応募者の登録と日程調整に1件20分×月40件(約13時間)かかっている場合、月に約28時間です。スカウトはAIの下書きを確認する形で1通3分、応募対応は自動登録と日程調整ツールで1件5分にできれば、月約6時間に短縮できます。
本資料は、Curioが自社業務や支援の中で扱っている業務テーマをもとに、一般的な構成と手順をまとめたものです。各ツールの機能・料金は変更されることがあるため、導入時に最新の情報をご確認ください。