事例03LINEでの問い合わせ対応に追われている方へ

LINE公式アカウントにAIチャットボットをつなぎ、営業時間外の問い合わせにも自動応答する

LINE公式アカウントに届くよくある質問や予約前の相談に、自社で整備したFAQをもとにAIが自動で答える仕組みです。FAQにない質問や判断が必要な相談は担当者に引き継ぐため、AIが推測で答えて誤った案内をすることを防ぎます。営業時間外の取りこぼしを減らしながら、スタッフは人にしかできない対応に集中できます。

  • LINE公式アカウント
  • チャットボット構築ツール(Dify など)
  • ChatGPT / Claude
  • Googleスプレッドシート
  • Slack
対象
LINEで予約や問い合わせを受けている店舗・サロン・教室・不動産会社など
構築の目安
2〜5日
難易度
中級

01こんな課題に

事例03

続きはメールアドレスのご登録でお読みいただけます

仕組みの全体像、構築の手順、そのまま使える指示文、人が確認するポイント、効果の測り方まで、すべて無料でお読みいただけます。一度ご登録いただくと、ほかの事例もそのままお読みいただけます。

ご登録いただいたメールアドレスには、AI活用の事例やセミナーのご案内をお送りします。ご登録をもって、これらのご案内の受け取りに同意いただいたものとします(配信はいつでも停止できます)。ご登録いただいた情報はプライバシーポリシーに沿って管理します。

02仕組みの全体像

LINE公式アカウントのメッセージをチャットボット構築ツール経由でAIに渡し、自社のFAQ(料金・アクセス・予約方法・キャンセル規定など)に書かれている範囲だけで回答させます。FAQに根拠がない質問、個別の判断が必要な相談、クレームや不安の強い内容は「担当者からご連絡します」と返して引き継ぎ、Slackで担当者に通知します。会話ログと答えられなかった質問はスプレッドシートに記録し、定期的にFAQを追加・修正して回答できる範囲を広げていきます。

LINE公式アカウントお客様からのメッセージを受信する
チャットボット構築ツール(Dify など)メッセージを受け取り、登録したFAQから関連する項目を探す
ChatGPT / ClaudeFAQの内容だけをもとに回答を作り、根拠がなければ引き継ぎと判定する
Slack引き継ぎ対象の会話を担当者に通知し、人が返信する
Googleスプレッドシート会話ログと未回答の質問を記録し、FAQの追加・修正に使う

03構築の手順

回答の根拠になるFAQを整備する

過去1〜3か月のLINEやメール、電話で多かった質問を洗い出し、「質問」「回答」「最終更新日」の形でスプレッドシートにまとめます。料金・営業時間・アクセス・予約方法・キャンセル規定など、答えが1つに決まるものから始めます。AIはこのFAQの範囲で答えるため、ここの正確さが回答の質を左右します。

引き継ぎ条件を決める

「FAQに答えがない質問」「個別の見積もりや空き状況の確約」「体調・症状や契約・返金に関わる相談」「クレームや強い不満」は、AIが答えず担当者に引き継ぐと決めます。お客様には「担当者から〇時までにご連絡します」と返す文面も用意しておきます。引き継ぎ条件は迷ったら広めに設定し、運用しながら調整します。

チャットボット構築ツールとLINEをつなぐ

LINE公式アカウントのMessaging APIを有効にし、チャットボット構築ツールと連携します。連携方法や対応している機能はツールによって異なるため、各サービスの案内を確認してください。FAQはツールのナレッジ機能などに登録し、AIが参照できるようにします。

AIへの指示文(回答ルール)を設定する

「FAQにない内容は推測で答えない」「料金や日程を約束しない」「答えられないときは引き継ぎの定型文を返す」といったルールを指示文に書きます。下の指示文例をもとに、自社の言葉づかいに合わせて調整します。公開前にスタッフがお客様役になり、意地悪な質問も含めて30〜50問ほど試します。

担当者への通知と対応ルールを決める

引き継ぎになった会話はSlackの専用チャンネルに通知し、誰がいつまでに返信するかを決めておきます。営業時間外の分は翌営業日の朝に確認する、といった運用でも十分です。お客様に「AIが自動で回答しています」と分かる案内をリッチメニューやあいさつメッセージに入れておくと安心です。

未回答の質問からFAQを育てる

週に1回、スプレッドシートの会話ログを見て、引き継ぎになった質問や回答がずれていた会話を確認します。よく出る質問はFAQに追加し、料金改定や営業時間の変更があればその日のうちにFAQを更新します。FAQの見直しを担当者の定例業務に組み込むことが、長く使える仕組みにするポイントです。

04そのまま使える指示文

FAQの範囲だけで答え、答えられない質問を引き継ぐ指示文です。{{ }}の部分を自社の内容に置き換えて使ってください。

あなたは{{店舗・会社名}}のLINE窓口のアシスタントです。以下のルールを守って、お客様のメッセージに返信してください。

【回答のルール】
・下の【FAQ】に書かれている内容だけをもとに答える。FAQにないことは推測で答えない
・料金・空き状況・日程・割引などを約束する表現は使わない
・体調や症状、契約・返金・トラブルに関する相談には答えず、引き継ぐ
・丁寧でやわらかい言葉づかいで、3〜5行以内にまとめる

【引き継ぐとき】
FAQで答えられない、または上のルールで答えない内容の場合は、次の文面だけを返し、最後の行に「#引き継ぎ」と書く。
「お問い合わせありがとうございます。こちらの内容は担当者から{{連絡の目安(例:翌営業日の12時まで)}}にご連絡いたします。」

【FAQ】
{{FAQの一覧(質問と回答)}}

【お客様のメッセージ】
{{メッセージ本文}}

05人が確認するポイント

AIは下書きと整理を担当し、判断と最終確認は人が行う設計にしています。

  • FAQの内容(料金・営業時間・規定など)が最新かを、変更があるたびに人が確認・更新する
  • 公開前と公開後2週間は、会話ログを毎日読み、誤った案内や答えるべきでない回答がないか確認する
  • 体調・症状、契約・返金、クレームなど判断を伴う相談はAIに答えさせず、担当者が対応する
  • 引き継ぎになった会話に、決めた時間内に人が返信できているかを確認する
  • お客様の個人情報を扱うため、連携ツールとAIサービスのデータの取り扱い(学習に使われない設定か、保存期間など)を確認する

06効果の測り方

導入前に次の指標を1〜2週間記録しておくと、導入後の変化を比べられます。

指標測り方
AIが回答を完結できた割合会話ログのうち「#引き継ぎ」が付かなかった件数 ÷ 全件数を週ごとに集計
営業時間外の問い合わせへの初回返信までの時間LINEの受信時刻と最初の返信時刻をログから比較
誤った案内の件数週1回のログ確認で、回答内容がFAQや実際の運用とずれていた件数を記録

試算例:LINEの問い合わせが月300件あり、1件あたり5分かけて返信している場合、月25時間かかっています。このうち6割(180件)をFAQにもとづくAIの回答で完結できれば、約15時間分の返信作業が減ります。会話ログの確認とFAQ更新に週1時間(月約4時間)かかるとしても、月約11時間の削減になります。実際の効果は、問い合わせの内容やFAQの整備状況によって変わります。

本資料は、Curioが自社業務や支援の中で扱っている業務テーマをもとに、一般的な構成と手順をまとめたものです。各ツールの機能・料金は変更されることがあるため、導入時に最新の情報をご確認ください。

無料相談実施中

AIで、どの業務がどれだけ楽になるか。
30分で一緒に整理します

  • 自社の業務の中で、AIで効率化できるところが分かる
  • 何から始めるか、進め方と費用の目安が分かる
  • 補助金を使えるかどうかも、その場で確認できる
無料相談の空き日程を見る

所要30分・費用はかかりません|カレンダーから1分で予約できます

まだ相談するほどでは…という方は、3分の無料AI活用診断から。

株式会社Curio 代表取締役 平山真梨花
代表取締役 平山 真梨花がお話を伺いますヤフー株式会社で新規事業開発に携わり、2024年に株式会社Curioを設立。自社サービスの運営で得たAI活用の実践をもとにご提案します。
無料相談実施中|30分の空き日程を見る