事例30施術後の記録やお客様へのメッセージづくりが後回しになっている方へ

美容室・サロンのAI活用:カウンセリングと施術記録を整理し、お礼・リマインドのメッセージを下書きする

美容室・サロンで、カウンセリング内容と施術記録をAIで整理し、次回来店のおすすめや、LINEなどで送るお礼・リマインドのメッセージの下書きを作る仕組みです。メッセージの送信はスタッフが確認してから行います。美容室 AI 活用として、記録とフォローの手間を減らすことに絞った使い方です。

  • Googleスプレッドシート
  • ChatGPT / Claude
  • LINE公式アカウント
  • 予約管理システム
対象
少人数で運営し、カルテやお客様へのフォローに手が回っていない美容室・ネイル・エステなどのサロン
構築の目安
半日〜1日
難易度
初級

01こんな課題に

事例30

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02仕組みの全体像

施術後に、スタッフがカウンセリングで聞いたことと施術内容を短いメモで残します。そのメモをAIに渡して、決まった項目のカルテ形式に整え、Googleスプレッドシートの顧客台帳に記録します。カルテの内容から、次回来店のおすすめ時期・メニューの案と、お礼やリマインドのメッセージの下書きをAIが作ります。メッセージはスタッフが内容と宛先を確認してから、LINE公式アカウントなどで送ります。

Googleスプレッドシート施術後にカウンセリング内容と施術のメモを残す
ChatGPT / Claudeメモをカルテの項目に整え、次回のおすすめ案を作る
Googleスプレッドシートスタッフが確認し、顧客台帳に記録する
ChatGPT / Claudeお礼・リマインドのメッセージの下書きを作る
LINE公式アカウントスタッフが内容と宛先を確認して送信する

03構築の手順

カルテの項目を決める

「来店日」「担当者」「ご要望」「髪・肌などの状態」「施術内容・薬剤」「仕上がりの感想」「次回の提案」「メッセージ送信の可否」などの項目を決め、Googleスプレッドシートに顧客台帳を作ります。予約管理システムにカルテ機能がある場合は、そちらの項目に合わせます。

施術後のメモを残す

施術が終わったら、スタッフがカウンセリングで聞いたことと施術内容を、話し言葉のままでよいので短く残します。完璧な文章にしようとせず、事実を漏らさず残すことを優先します。

AIでカルテに整える

メモをAIに渡し、決めた項目に沿って整理させます。「メモにないことは書かない」と指示し、整理された内容をスタッフが確認してから台帳に記録します。

次回のおすすめを考える

カルテの内容と、店で決めているメニューごとの来店間隔の目安をAIに渡し、次回のおすすめ時期とメニューの案を出させます。お客様に合うかどうかは、施術したスタッフが判断して決めます。

お礼・リマインドのメッセージを下書きする

カルテの内容をもとに、来店のお礼や次回来店時期のリマインドのメッセージをAIに下書きさせます。店の口調の例を指示に入れておくと、スタッフが書いたような自然な文面になりやすくなります。

送信の前に確認する

メッセージはスタッフが内容と宛先を確認してから送ります。メッセージの受け取りを希望していないお客様には送らないよう、台帳の「メッセージ送信の可否」を確認する運用にします。

04そのまま使える指示文

施術メモからカルテとお礼メッセージを下書きする指示文です。{{ }}の部分を自社の内容に置き換えて使ってください。

あなたはサロン「{{店名}}」のスタッフのアシスタントです。以下の施術メモを読み、次の形式で出力してください。

【カルテ】
ご要望:
状態:
施術内容:
仕上がりの感想:
次回の提案(時期・メニュー):店の目安「{{メニューごとの来店間隔の目安}}」を参考に案を1つ

【お礼メッセージ】LINEで送る短い文面({{文字数}}字程度)。今回の施術やお話の内容に一言ふれる。

# ルール
- メモにないことは書かない
- 肌や頭皮の状態について、医療的な診断や効果の約束をしない
- 割引や特典は、店が指定したもの以外は書かない
- 口調の例:{{店の口調の例}}

# 施術メモ
お客様:{{お客様の呼び名}}
担当:{{担当者名}}
{{施術メモの本文}}

05人が確認するポイント

AIは下書きと整理を担当し、判断と最終確認は人が行う設計にしています。

  • カルテの内容は、施術したスタッフが事実と合っているかを確認してから記録する
  • 次回のおすすめはAIの案を参考にとどめ、お客様に合うかはスタッフが判断する
  • メッセージは自動送信にせず、スタッフが内容と宛先を確認してから送る
  • メッセージの受け取りを希望していないお客様には送らないよう、台帳で確認する
  • 顧客情報をAIに入力する範囲を決め、AIサービスのデータの取り扱い(学習に使われない設定か)を確認する

06効果の測り方

導入前に次の指標を1〜2週間記録しておくと、導入後の変化を比べられます。

指標測り方
カルテ記入にかかる時間施術後のカルテ記入にかかった時間をスタッフが記録
お礼・リマインドの送信率来店数のうち、メッセージを送れた件数の割合
次回予約につながった件数リマインドを送ったお客様のうち、次回の予約が入った件数を予約管理システムで確認

試算例:月200人の来店があり、カルテ記入とお礼メッセージの作成に1人あたり10分かけている場合、月約33時間かかっています。AIの下書きを確認・修正する形にして1人あたり5分にできれば月約17時間になり、約16時間を削減できます。実際の効果は、来店数やメニューの内容、確認にかける時間によって変わります。

本資料は、Curioが自社業務や支援の中で扱っている業務テーマをもとに、一般的な構成と手順をまとめたものです。各ツールの機能・料金は変更されることがあるため、導入時に最新の情報をご確認ください。

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株式会社Curio 代表取締役 平山真梨花
代表取締役 平山 真梨花がお話を伺いますヤフー株式会社で新規事業開発に携わり、2024年に株式会社Curioを設立。自社サービスの運営で得たAI活用の実践をもとにご提案します。
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