01こんな課題に
- 新商品のたびに説明文を一から書いており、公開までに時間がかかる
- 商品ページごとに表現や情報の量がばらばらで、品質が安定しない
- サイズ・素材・配送などの同じ質問に、毎回個別に返信している
- 商品情報がページ・社内資料・担当者の手元に分かれ、最新の情報が分からない
事例28
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02仕組みの全体像
商品名・価格・サイズ・素材・原材料・使い方・注意事項などをGoogleスプレッドシートの商品マスタに集約します。その行の情報だけを使って、AIに商品説明文・特徴の箇条書き・FAQの下書きを作らせます。問い合わせには、商品マスタと配送・返品のルールをAIに渡して返信案を作らせます。ページの文章と返信は、表示に関するルールや事実との一致を人が確認してから公開・送信します。
Googleスプレッドシート商品情報を商品マスタに1商品1行で集約する
→ChatGPT / Claude商品マスタの情報から説明文・特徴・FAQの下書きを作る
→Googleスプレッドシート担当者が表現と事実を確認し、承認欄にチェックする
→ECプラットフォーム承認済みの文章を商品ページに反映する
→ChatGPT / Claude問い合わせ内容と商品マスタから返信案を作る
→Gmail担当者が返信案を確認・修正して送信する
03構築の手順
商品マスタを作る
Googleスプレッドシートに「商品名」「型番」「価格」「サイズ」「素材・原材料」「使い方」「注意事項」「ターゲット」「承認」の列を作ります。AIが参照する情報をここに集めておくことで、ページと返信の内容がずれにくくなります。
書き方のルールをまとめる
文字数の目安、文体、使わない言葉(「最安」「効果がある」などの根拠を示しにくい表現)をルールとして書き出します。景品表示法や薬機法などに関わる商品を扱う場合は、表現の考え方を専門家や業界団体の資料で確認しておきます。
商品ページの下書きを作る
商品マスタの1行と書き方のルールをAIに渡し、説明文・特徴の箇条書き・FAQを作らせます。「マスタにない情報は書かない」と指示し、足りない情報は【要確認】として返させます。
人が確認してから公開する
担当者が下書きを読み、事実との一致と表現に問題がないかを確認して承認欄にチェックします。承認済みの文章だけをECプラットフォームの商品ページに反映します。
問い合わせの返信案を作る
購入前の質問(サイズ・在庫・配送日など)や購入後の連絡(配送状況・返品など)を、商品マスタと配送・返品ルールとあわせてAIに渡し、返信案を作らせます。返金・交換・お届け日の約束などは、AIに確定させず担当者が記入します。
よくある質問をページに戻す
1か月ほど運用すると、繰り返し来る質問が見えてきます。その質問と回答を商品マスタのFAQ欄に追加し、商品ページにも載せると、同じ問い合わせを減らすことにつながります。
04そのまま使える指示文
商品マスタから商品ページの文章を下書きする指示文です。{{ }}の部分を自社の内容に置き換えて使ってください。
あなたはECサイト「{{ショップ名}}」の商品ページ担当です。以下の商品情報だけを使って、商品ページの文章の下書きを作ってください。
# 出力
【説明文】{{文字数}}字程度。誰に、どんな場面で役立つかが分かるように書く
【特徴】箇条書きで3〜5点
【よくある質問】Q&A形式で3つ
【要確認】商品情報が足りず書けなかった点
# ルール
- 商品情報にないことは書かない(効果・効能・受賞歴・ランキングなどを補わない)
- 「最高」「最安」「治る」など、根拠を示しにくい表現や誇張した表現を使わない
- 文体は{{文体(例:やわらかい「です・ます」)}}
- 使わない言葉:{{使わない言葉の一覧}}
# 商品情報
{{商品マスタの1行(項目名:内容)}}
05人が確認するポイント
AIは下書きと整理を担当し、判断と最終確認は人が行う設計にしています。
- 商品ページの文章は、担当者が事実と一致しているかを確認し、承認してから公開する
- 景品表示法・薬機法などに関わる表現は人が確認し、判断に迷う場合は専門家に相談する
- 返金・交換・お届け日など約束になる内容は、AIに確定させず担当者が記入する
- 問い合わせの返信案は、担当者が読んで修正してから送る(自動送信にしない)
- 顧客情報をAIに入力する場合は、AIサービスのデータの取り扱い(学習に使われない設定か)を確認する
06効果の測り方
導入前に次の指標を1〜2週間記録しておくと、導入後の変化を比べられます。
| 指標 | 測り方 |
|---|
| 商品ページ1件の作成時間 | 商品マスタ登録から公開までの時間を記録 |
| 問い合わせ1件あたりの返信時間 | 受信から返信送信までの時間を記録 |
| 同じ内容の問い合わせ件数 | FAQに載せた質問について、月ごとの問い合わせ件数を記録 |
試算例:月20商品のページ作成に1件60分、月200件の問い合わせ返信に1件8分かけている場合、合計で月約47時間かかっています。AIの下書きを確認・修正する形にしてページ作成を1件25分、返信を1件4分にできれば月約22時間になり、約25時間を削減できます。実際の効果は、商品の種類や確認にかける時間、問い合わせの内容によって変わります。
本資料は、Curioが自社業務や支援の中で扱っている業務テーマをもとに、一般的な構成と手順をまとめたものです。各ツールの機能・料金は変更されることがあるため、導入時に最新の情報をご確認ください。